パリ、ヴェネチア

Potiche

まさかのドヌーヴさん@ジャージ姿。

今月末から始まるヴェネチア映画祭コンペティション部門に出品される映画『Potiche』。オゾン監督とは『8人の女たち』以来ですね。ブルジョア家庭の妻がいろいろと翻弄されちゃう話らしいです。夫は傘工場の経営者、はい『シェルブールの雨傘』。ああ、なんてロマンティックな映画だったの! 今でもあの物悲しいメロディーが響きます。

cherbourg

以降はまあ、どうでもいい、私がドヌーヴさんに3回ほど遭遇したことあるっていう話。

最初は、編集スタッフだった雑誌フィガロ・ジャポン創刊パーティにて。20年前、確かあれは帝国ホテル。さすがのオーラで1メートル範疇に近よれませんでした。

次は、5年前くらい? サンジェルマン・デ・プレ教会とサンジェルマン大通りをはさんだ側にあるスワロフスキーの前、とんがった彫刻のある小さな広場がありますよね。薬屋とかカフェもあるところ。あそこ、Place de Jean-Paul Sartre et Simone de Beauvoir/ジャン・ポール・サルトル&シモーヌ・ド・ボーヴォワール広場って名なんですよ! 

ま、それはいいとして、パリに行くとそのカフェの並び、すぐそばのアパルトマンにいつも滞在しました(友人所有)。10代のころから憧れて通い、いろいろと思い出もあるカフェ・ド・フロールがベランダから見渡せる……! で、そのフロールと夜遅くまでやってる本屋の路地を入ったところに蕎麦屋「YEN」があり、よく通いました。そこでドヌーヴさん、ひとりでお蕎麦を食べに来ていました。二階席ね。パリのセレブ(特にファッション関係)が通う店でした。カールさんもよく来てたなあ。店長北田氏は業界有名人で、私はいつも、おみやげを頼まれて日本から持っていったりもしてました。「あんたね、その眉間のシワ! ボトックスよ、ボトックスっ!」といつも言われたり。ルックスはメンズなんですけどね。店中には蕎麦打ちのブースもあって、パリでは信じられないほどおいしい蕎麦をいただきました。私はいつも鴨南蛮。鴨は日本よりもパリの方がおいしいですからね! その北田氏も今はルーヴル通りにある「櫂」のオーナーです。かなり敷居が高い店みたい。ドヌーヴさんも通ってるかしら? 数年前『YEN』に行きましたが、トンカツなどベタなメニュー満載ですっかり観光客向けの店になってました。それでも、パリではまともレベル。今はどうなんでしょう。同じ通りのビストロPetit Saint-Benoitもよく行きました。Benoitの「i」の「.」は三角屋根でよろしく。意味不明な方はスルーでお願いします。ここは、フランス語しか通じない地元で愛されてるカジュアルな店。昔はゲンスブールさんも常連だったらしい。あれ、それ誰から聞いたんだったかしら。どうもパリ話は長くなってしまう。

その次に出会ったのは、渋谷、それもハンズのペットショップですよ奥さん。いや、ゴージャス系マダームがお買い物してるな、と思ったのですが、ちらっと見かけた感じがドヌーヴさん。まさか、とは思いつつ確かめたくてそばに寄ってみたのですが、声は……低音でそれっぽい、でも顔を覗き込むわけにもいかず。では、離れた場所からお姿を、と思ったのですが『家政婦は見た』みたいになりそうだったので自粛。でも、0.01秒で確認! 編集者魂で、何をお買いになったかチェックしたかったですのですがそれは無理でした。後で、その時期、来日していたことが判明。私もパリに行くとペットグッズを探したりしますが、ぜんぜんないんです。やっぱ日本ですよね、ドヌーヴさん。

ヴェネチア映画祭には、三池崇史監督の『十三人の刺客』とトラン・アン・ユン監督『ノルウェイの森』も出品されるそうです。ああ、パリもヴェネチアもずっと行けてないです……(泣)。


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