森の味
何やら黒い物体。
今、青山で、「青山でぎふを味わおう」というイベントが開催されています。そのオープニング、場所は、レストラン、レ・クレアション・ド・ナリサワ。シェフの成澤氏は、岐阜出身ではないのですが、飛騨高山にある木工製作所オーク・ヴィレッジの稲本さんの影響で、すっかり飛騨の大自然のパワーに圧倒されたようで、期間中、「ぎふを味わおう/森からの贈り物」と題したコースメニューを出しています(写真にある器はすべてオークヴィレッジのもの)。
で、これ森のだし。
なんと、水に若木のカンナくずをいれてダシをとった爽やかな森の香りの飲み物なんです! 下は栗の木の粉を混ぜ込んだパンとサブレ。
右にある棒で、きこり気分で泥の塊を割ると、中からは美濃のヘルシーポーク。
和良川の鮎は、塩ではなく、なんとパイに包まれて登場。柔らかく、香り高く。
冒頭の真っ黒の塊は、ネギの炭にくるまれて、じっくり熱を通して焼かれた極上飛騨牛。手の出演は、岐阜県出身、日比野克彦さんでした。thanks!
森の中で、成澤シェフが葉っぱや実などを口にいれて味わうのを見て、案内した稲本氏はたいそうびっくりしたそうな。木を扱う仕事を長年してきたけれど、食べることだけは考えもしなかった、と。「森を食べる」メニュー、11月3日まで「GIFU×NARISAWA」としてこのメニューが味わえるそうです。ってあと2日しかないではないですか。
レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ
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