謹賀新年

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寅年の始まりですから、やっぱりここでしょう。

奈良県と大阪府の境目に近い奈良県生駒郡信貴山にある朝護孫子寺。NHK「行く年来る年」でも紹介されていましたね。今から1400年ほど前、この山に入った聖徳太子が戦の勝利を祈願すると、空に毘沙門天王が出現し秘法を授かったという言い伝えがあります。その日が奇しくも寅年、寅日、寅の刻だったといいます。

写真の「張り子の虎」はなんと長さ6メートル。でっかいです。向こうには、毘沙門天をご本尊とする本堂が見えます。山の斜面にある広い敷地にいくつものお堂があったり、寅の胎内くぐりや、笑う虎の石像があったりと、なかなか楽しめる場所でもあります。阪神タイガースもいつもお参りに来るそうです。

本尊に飾られている毘沙門天。

ピクチャ 5

毘沙門天王は七福神のなかでも、商売繁盛、金運如意、開運招福、心願成就の得を最も厚く授けてくださる福の神です。信貴山毘沙門天王の、ご尊体に鎧兜を召されておられるのは、世の中のあらゆる、邪魔者を退散してやるというお姿で、見るからに恐ろしそうな尊顔は、心を強く持って、どんな苦しい困難に出会っても、がまん強い精神で何事も行なえということを教えておられるのです。また、右手に如意宝珠の棒を持っておられるのは、心ある者には、金銭財宝を意のままに授けて、商売繁盛させてやるぞとの思し召し、左手の宝塔は、この中に充満する福を、信ずる者の願いに任せて与えてやるとの福徳の御印です。(信貴山 朝護孫子寺のHPより)

りりしく美しく強い虎、そしてあらゆる福の神である(特に商売繁盛!)毘沙門天でこのブログを始めます。そして、今日の元日は満月。みなさまに地球に、今年、力が降り注ぎますように。


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