la pasta vita
先日、ラゴスティーナという、イタリアの調理器具ブランドの発表会に行ってきました。そこで、『PASTA』という名前の本をおみやげにいただいたのですが、これがただのレシピ本ではありませんでした。
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verdi festival
突然ですが、これはあのヴェルディ(Giuseppe Fortunino Francesco Verdi, 1813 〜1901年)が実際に弾いたというピアノです。2年前、取材で北イタリアのブッセートという小さな町に行きました。ヴェルディが育ったところです。そしてこの部屋は、貧しかったヴェルディのパトロンであった資産家アントニオ・バレッツィ(1798~1867年)の家の中の一室です。ヴェルディはパレッツィの娘マルゲリータにピアノを教えますが、その後ふたりは結婚。パレッツィの今際の際にも、枕元でこのピアノで演奏をしたそうです。ピアノのメーカーはウィーン製トマーシェク。黒鍵が長いですね。椅子にかけられたレース、イタリアっぽい“ださかわいさ”があって好きです。
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gosse de peintre
オデオンとか、rue de Lappeあたりのカフェに貼られていても違和感ないポスターです、パリのね。例えばリヨンの街の老舗レストランにもありそうな感じです。マチスのような、コクトーのような、はたまたバスキアみたいな……アニメ風でもある……gosse de peintre?、“ガカのガキ”で、カルティエ? そしてビート・タケシ・キタノ!
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Christmas Caroller
そこらへんのテディ・ベアとは年季が違うんだよ……という雰囲気が満載!のこちら。寒風に?吹かれたマフラー、人生のわび・さびを知ってしまった哀愁の表情、手元のキャンドル。ん、キャンドル? why!!!
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toucher d’amour
オリーブ・オイルの話ばかりじゃなく、ホアキン・ベラオのジュエリーの話です。クリスマスに向けて新しいクロスのネックレスが発表されました。繊細な2本のL字が、“ゆびきりげんまん”してるみたいな形です。ゴールドとシルバーのダブルカラーだったり、ダイヤモンドがついていたり、とバリエーションはさまざま。
その名を「toucher d’amour」。スペイン語ではなく、フランス語のわけは?実は、オフィシャルがフランス語のフェンシング用語で「toucher=トゥシェ」とは「一本!」つまり「ひと突きで仕留める」という意味。amourは、もちろん“愛”の意味。この指切りしている2本はフェンシングの剣だったのですね。お互いの心を剣で探り合うクリスマスの恋人たちにぴったり!
(10/20に訂正しました!)
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